唐辛子の仲間であるピーマンは、辛みがない唐辛子を改良して誕生したといわれています。
明治時代に入って日本でも栽培が始まり、一般の食卓に並ぶようになったのは第二次世界大戦後のことです。
栄養価は抜群のピーマンですが、独特の苦みやにおいが苦手という人も少なくありません。
そこで、ピーマンを美味しく食べる調理法について知っておくと何かと便利です。
ピーマンの細胞は縦方向に並んでいます。
細胞を壊すように横切りにすると、ピーマン独特の青臭さが出てしまうため、縦切りにして調理すると良いです。
またピーマンに豊富に含まれているカロテンは、油との相性が抜群に優れています。
油で炒めると体内への吸収が高まるだけでなく、かさが減るためたくさん摂取することが可能です。
カロテンには免疫力を高める働きがあるため、油炒めはおすすめの調理法です。
調理したピーマンを冷凍保存するときは、軽く塩ゆでしてからにすると良いです。
下ゆでをしているので調理の仕上がりが早く、重宝すること間違いなしです。