野菜であれば、育て方によって品質管理がされていることからある程度の一定のおいしさが統一されることになります。
しかし、魚となると自然の海で育っていることから、同じ漁船で捕まえたとしても魚によって品質が変わるということもあります。
旬であれば脂がのっていておいしいとされますが、中には脂が少ないためにぱさぱさとした食感でおいしくないという可能性も出てきます。
しかし、調理法によってその魚にベストな方法で調理してみれば、おいしく作ることもできます。
脂がのりすぎている魚となると、逆に味がしつこくなりすぎるので煮て煮魚にするという調理法が向いています。
しかし、脂が少ない魚の場合、油を使った調理法が適していることになります。
小麦粉をつけて焼くムニエルにしてみたり、パン粉をつけたフライや片栗粉をつけた唐揚げにしてみるというのも向いています。
すでに作りたいメニューが決まっているのであれば、同じ魚であってもより調理法に向いている魚をセレクトして購入することは欠かせません。